ルーフバルコニーのメリット・デメリット
戸建のルーフバルコニーと聞くと、魅力的なイメージを持たれる方も多いと思います。
ルーフバルコニーにジャグジー風呂を設置することもできるので、周辺建物との位置関係によるそうですが、そんな贅沢なこともできるのが本当に良いと思います。
狭小地で3階建ての戸建て等の場合、敷地面積に余裕がないため、ルーフバルコニーなどを設置することで、庭代わりに利用することができます。
土地の狭さをアイデアで解決する、一つの方法ですね。
ルーフバルコニーは開放感がありますので、ガーデニングやバーベキューを楽しんだりされる方も多いようです。
一方、気になるのがそのメンテナンスです。
雨漏り防止のための防水加工や、日々のメンテナンスなど、やや手のかかる部分もあるようです。
コーキングの劣化による雨漏りや、落ち葉などのごみによる排水管の目詰まりなど、気にしなければならない点も多いようです。
また、もうひとつ気にしたいのが、階段の位置です。
北側斜線の影響で、通常ルーフバルコニーへの階段部分は、建物の南側に設けることになってしまいます。
北側隣地の陽当りを阻害しないようにするため、建物の北側には構造物の高さを出せないようになっているケースが多くなっているからです。
そのため、バルコニーへ出入りする階段は南側に設けることになるのですが、結果、その下の階の南側開口部が狭くなってしまう、ということもあるようです。
どんな方法にも一長一短がありますが、周辺環境や建物の構造、生活スタイルなどに合わせて、丁寧に物件選びをしていきましょう。
一方、マンションでも最近では広めのバルコニーの住戸もあります。
マンションの場合、バーベキューなどは出来ないマンションがほとんどなので、戸建てに比べると出来る事が少なくはなってきますが、広いバルコニーがあるとプランターで植物を育てる事も可能ですし、小さいお子様がいらっしゃる家庭では水遊びなども出来るので、やはり広いにこした事はないかと思います。
広い方が有効活用できますので、趣味や遊び場としても使えるのはとても良いです。
ですが、メンテナンスを怠ってしまうと、後々修繕費が余計にかかってくるので、水遊びやバーベキューなどで楽しんだあとは劣化しないよう綺麗に保つことも重要ですね。
是非、そういった点も考慮してお住まい探しをしてみてはいかがでしょうか。