人生100年時代、ウィズコロナで住まい選びも変化する?!

■ コロナ禍の家選びは何を重要視する?!

住宅は生活の拠点であり、どんな時代でも必要不可欠です。しかし、そのありようは新型コロナウイルス感染症拡大により、大きく変わりました。
ここ30年ほどの間にも、小さなワンルームアパートから、マンション、そして庭付き戸建て住宅でアガリと言われた「住宅スゴロク」は過去のものとなりつつあります。

新型コロナウイルスの影響により、住宅のウイルス侵入防止や換気や空調設備の重要性が高まり、現在の住宅には24時間換気システムが備えられていますが、窓の開閉による換気も適宜必要となっています。また長く快適に暮らすためには、住宅もできるだけ長持ちする仕組みが求められています。

今後は、エネルギーや環境問題に配慮したサスティナブルな住まい選びが価値を持つものとされています。また地球温暖化問題や地震、豪雨などの災害発生頻度が高まり、災害に強い家選びも重要視されています。

全ての項目を最優先する事は難しい為、自己責任で何を重要視するべきかを考えながら、ご自宅探しをしていただきたいと思います。

いずれにせよ、コロナ禍で外出しにくい状況が続きますが、自宅に居ながらオンラインを活用した家選びも出来る環境も整ってきましたので、ぜひ、本日の内容を参考にしていただければ幸いです。

■ コロナ禍でついつい忘れがちな、不動産購入時に忘れてはいけないこと!

住宅は人生において最重要な生活基盤であり、子育てや家族団らんの大切な場所ですが、私達が過ごす日本においては、少子高齢化・人口減少問題、空き家や所有者不明土地問題などの頭の痛い問題もありますので、忘れないようにしていただきたいと思います。また、激甚災害の頻発も問題となっていますので、可能な範囲で安心・安全な住宅を探すことが求められます。

バリアフリー、省エネ・断熱構造、テレワークや子育てがしやすい、長寿命、適切な維持管理され、資産価値が担保されるような住宅を誰もが望むと思います。それを新築住宅や注文住宅で建てようと思うとかなりのコストが掛かってしまいますので、優先順位を各自で決めて検討されることをおススメ致します。

現在はインスペクション(建物調査)済みで消費者が安心して購入できる「安心R住宅」の普及も少しずつ進んできていますので、視野を広めに住宅購入をご検討いただければ幸いです。

■ 住宅取得時には国の支援策も把握する事をお勧め致します。

住宅取得に当たっては、住宅ローン減税やすまい給付金、固定資産税の軽減、長期・固定金利の住宅ローンの供給といった支援策も用意されています。
将来に向けて、安心・安全な暮らしができるよう、日本の住宅政策はかなり考えられています。
資産ともなる住宅購入の実現においては、ぜひ、このような支援策を有効活用し、ご納得のいく住宅購入につながていただければ幸いです。

今後の参考にお役立てください。

法人営業部 犬木 裕

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