買ってはいけない物件を自分でチェック
インターネットには不動産広告が溢れていますが、本当に注意するべき情報に気付くことができず、必要な検討が行われないケースが多く見られます。中古住宅を安心して取引するためには「不動産事業者や売主」と「買主」との情報の非対称性を解消しなければなりません。今回はこの度リニュアル仲介がリリースした「SelFin(セルフィン)」についてご説明いたします。
大切な情報が検討されないまま住宅購入が進んでしまいます。
インターネットを利用した不動産広告が盛んになり、一般の方でも容易にたくさんの物件情報を得ることができるようになりました。しかし、多くの方は価格や間取り、周辺環境など表面上の情報だけで判断してしまい、本当に検討するべき大切な情報に気付くことができていないのが実情です。物件内見や契約段階で気が付いて結果的に無駄な時間を費やしてしまったり、最悪の場合は購入してしまった後でも気付くことができない場合もあります。
特に中古住宅の場合、重要事項説明書など法律で定められた範囲を超えるネガティブ情報について、不動産事業者があまり積極的に開示しておらず、インターネットの物件情報から重要な情報を抽出し適切に判断することは、不動産購入に慣れていない一般の消費者には非常に難しいのが現状です。
住宅購入に欠かせない検討項目を自動でチェック。
リニュアル仲介がこの度リリースした「SelFin(セルフィン)」は、一般に公開されている物件情報を入力するだけで、内在する一定のリスクなどについて注意喚起される仕組みです。つまり買ってはいけない物件を自分でチェックすることができる、そんなWEBアプリです。
セルフィンが提供する情報は①価格の妥当性の判定、②対象不動産の流動性の判定、③立地による資産性の判定、④住宅ローン減税の対象か否かを判定、⑤耐震性の判定、⑥マンションの管理状況の判定(マンション)、⑦土地の資産性の判定(戸建て)の7項目です。いずれも住宅購入には欠かせない検討項目です。
物件探しの便利ツール「セルフィン」をご活用ください。
セルフィンのご利用は無料です。メールアドレスだけを登録いただく「メール会員」と、会員登録の手続きが必要(無料)な「正会員」があります。正会員登録を行うと、セルフィンが提供する全ての情報が確認できるようになり、物件情報を保存したり、調査結果を登録されたメールアドレスにPDFファイルで送信することができるようになります。
また、セルフィンには不動産ポータルサイトの物件概要のページURLをコピー&ペーストするだけで、自動で物件情報が入力される入力補助機能も用意されています。
今回のリリースではマンションのみの対応となりますが、今後のバージョンアップで戸建て版や、さらに入力手間を減らすことのできる便利なツールの提供なども計画されています。購入物件検討の便利ツールとして、セルフィンをぜひご活用ください。
SelFin(セルフィン)ホームページURL http://www.rchukai.com/selfin/