自分に合った住宅ローンとは?

住宅を取得する際、多くの人が頭を悩ませるのが「住宅ローン」です。

住宅ローンは、借入額や金利タイプ、返済期間など、さまざまな要素を考慮して選ぶ必要があります。
無理のない返済計画を立てるためには、自分や家族のライフプランに合った住宅ローンを選ぶことが大切です。

現在は各金融機関から多種多様な住宅ローン商品が提供されており、「どの住宅ローンが良いのか」「自分に合った住宅ローンはどれなのか」と迷う人も多いのではないでしょうか。

今回は、住宅ローン選びのポイントについてまとめてみました。

■住宅ローンを借りる前に何を確認する?

まず考えておきたいのは、取得する住宅の内容です。
具体的には、

・どのくらいの広さが必要か
・どのような設備を希望するか
・どこに購入・建築するか

といった点です。

住宅は広さや設備、立地によって価格が大きく変わります。
また、マンションの場合は住宅ローン返済に加えて管理費や修繕積立金が必要です。戸建住宅も将来的な修繕費を見込んでおかなければなりません。
住宅ローンの返済額だけでなく、住み続けるために必要な維持費も考慮しながら予算を決めることが大切です。

■自己資金をどのくらい用意できるか

一般的に、住宅ローンを組む際の自己資金は物件価格の20%程度が理想とされています。

例えば4,000万円の物件であれば、800万円程度の自己資金が目安です。
ただし、最近では「頭金0円」で利用できる住宅ローンもあります。

考え方としては、

・借入額を増やし、手元資金を残しておく
・自己資金を多く入れて借入額を減らす

という2つの方法があります。
どちらが良いかは、ご家庭の状況や将来設計によって異なります。家族でしっかり話し合って決めましょう。

■住宅ローン選びで押さえておきたいポイント

1. どのくらい借りられるかを確認する

借入可能額は金融機関の審査によって決まります。

一般的には、返済負担率(手取り収入に対する返済額の割合)を20〜25%以内に抑えるのが理想とされています。また、借入額は年収の5倍程度が一つの目安です。
多くの金融機関では住宅ローンシミュレーションを提供しています。年収や借入期間を入力するだけで借入可能額の目安を確認できますので、ぜひ活用してみましょう。

2. 住宅ローンの借入先を選ぶ

住宅ローンの主な借入先は次の3種類です。

銀行(民間金融機関)

都市銀行

・全国に支店があり相談しやすい
・審査基準が比較的厳しい傾向がある

地方銀行

・地域密着型で相談しやすい
・個別事情を考慮してもらえる場合がある
・金利はやや高めの傾向

ネット銀行

・金利が低め
・手続きがオンライン中心
・自分で情報収集できる人向き

財形住宅融資

住宅金融支援機構が提供する制度です。

利用には、

・財形貯蓄を1年以上継続
・財形残高50万円以上

などの条件があります。

融資手数料が無料なのが大きなメリットですが、金利は5年ごとに見直されます。

フラット35

フラット35 は全期間固定金利型の住宅ローンです。
借入から完済まで返済額が変わらないため、将来の家計管理がしやすいのが特徴です。

3. 金利タイプを選ぶ

変動金利

・固定金利より金利が低い
・一般的に半年ごとに金利見直し

固定金利

・金利は高め
・一定期間または全期間金利が変わらない

将来の金利上昇リスクをどう考えるかが選択のポイントです。

4. 団体信用生命保険(団信)を確認する

団信とは、住宅ローン契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、残った住宅ローンを保険金で返済する制度です。

最近は、

・がん保障
・三大疾病保障
・八大疾病保障

などを付帯できる商品も増えています。
ただし、保障内容や支払条件は金融機関によって異なります。
加入前には必ず保障範囲や適用条件を確認しておきましょう。

5. 手数料・諸費用を確認する

住宅ローンは金利だけで比較してはいけません。

主な諸費用には、

・事務手数料
・保証料
・団信関連費用
・火災保険料
・登録免許税
・司法書士報酬
・印紙税

などがあります。
金利が低くても諸費用が高い場合もあるため、総額で比較することが重要です。

6. 返済方法を選ぶ

元利均等返済

・毎月の返済額が一定
・家計管理がしやすい

元金均等返済

・元金の減りが早い
・総返済額を抑えやすい
・当初の返済負担は大きい

それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分の家計状況に合った方法を選びましょう。

7. 金融機関へ相談する

住宅ローン選びでは、金利や手数料だけでなく相談のしやすさも重要です。

・店舗で相談したい
・電話で相談したい
・オンラインで完結したい

など、自分に合ったサポート体制を選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
住宅ローンを選ぶ際は、金利や借入額だけでなく、団体信用生命保険の保障内容についても十分に確認することをおすすめします。

実は私の身内が高度障害状態になった際、当初は団信で保障されると思っていましたが、実際には保障対象外となりました。
団信は加入していれば安心というわけではなく、「どのような場合に保障されるのか」を事前に確認しておくことが大切です。

住宅ローンは何十年にもわたって付き合う大切な契約です。ご家族とよく話し合い、ご自身に合った住宅ローン選びをしてください。

住宅ローン選びの参考になれば幸いです。
リニュアル仲介 渡辺

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