不動産の価値はとにかく立地

不動産は「不動」だけに一度買ってしまうとなかなか動けなくなります。
買った後に「変えられないことにはとことんこだわる」姿勢が重要となります。

いくつかこだわった方が良いポイントがあるのですが、その中でも本日は、「隣地の将来にわたる状況」についてお伝えします。

隣地、特に主開口面が向いている側(一般的には、リビングのバルコニー面)は確認が必要です。空地の場合は、どれくらいの建物が建つのか気にする人が多いのですが、既に何か建っていると質問は少なくなります。

しかし、今建っている建築物が許容されている最高の高さや容積率で建っているとは限りません。その点よく確認しておかないと再建築されたときに気に入っていた眺望が無くなったり、自分の家に太陽の光が全く入らなくなったりという事態になりかねません。

購入する前に営業マンに質問して確認しておきましょう。心配であれば、市区町村が発表している都市計画図を基に担当者から説明してもらうとよいでしょう。

目の前にどのぐらいの高さの建物が建つかは、土地の広さ、用途地域、高さ制限、高度地区、斜線制限など様々な法規制、建築制限によって建築できる大きさが決まっています。

不動産を購入する際に説明を受ける重要事項説明書には、「周辺の土地は法律の規制の範囲内で建築物が建つことがあります。その際の日照や眺望、風向き等に影響があることがあります。」としっかり記載があることがほとんどです。

目の前に高い建物が建つ、大きな商業施設が建つ可能性がある敷地の場合は、日照や環境、資産価値にも影響がでますので購入前にはきちんと確認をしておきましょう。

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