価格の妥当性を収益還元法で簡単にチェックできます
住宅購入で関心が高いのが物件の価格です。高値づかみをしたくないのが心情ですが、物販と違って価格の妥当性を判断するのはプロの事業者でも難しいことです。今回はリニュアル仲介が先日リリースしたSelFinを使って誰でも簡単に物件価格の妥当性を判断する方法をご紹介いたします。ぜひご活用ください。
収益還元法で不動産の「利用価値」を判断
インターネット技術を利用して不動産価格の妥当性を判定できることを謳っているサイトもありますが、そのほとんどがインターネット上に点在する不動産広告情報を自動的に収集・分析するもので、システムの都合上、不動産の鑑定方法としては取引事例法に近い判定方法を用いているサイトが多いです。
リニュアル仲介のSelFinでは価格の妥当性を収益還元法で算出しています。不動産の価値は「利用価値」という側面を持つからです。収益還元法は物件の賃料や利回りから不動産の価値を判断する方法で、資産価値が下がりにくい住宅購入には欠かせない検討です。また、初期段階でたくさんの物件情報を閲覧する際には、希望するエリアや指定した条件の「相場観」がわかるので特にご活用いただけます。まずは収益還元法でエリアや物件を絞り、気に入った物件が出てきたらプロに依頼して取引事例法で確認するという流れがお勧めです。
SelFinは全国共通のアルゴリズムです
SelFinは複雑なアルゴリズムで価格の妥当性を判定しています。駅からの距離、マンションの規模や階数、築年数など不動産の価格は様々な要素で変動します。SelFinの大きな特徴は、全国どの物件でも共通の計算方法を用いているという点です。地域性を考慮して計算方法そのものを変えてしまうと、公平な価格判断ができず、物件の利用価値を俯瞰して判断することができないからです。
地域で有名なプレミアムマンションや、再販事業者によるリノベーション済みマンションなどをSelFinで調査すると、物件価格が高すぎると判定されることがあります。プレミアは利用価値には反映されず、リノベーション済み物件は事業者の利益分高く販売されているということがわかります。
物件探しの便利ツール「セルフィン」をご活用ください。
セルフィンのご利用は無料です。誰でも簡単に価格の妥当性を判断することができるようになります。何物件か調査していくうちに、物件価格の考え方が変わってくると思います。ローンが組める金額や毎月の返済額で選ぶのが住宅購入ではありません。「売ったらいくら」「貸したらいくら」将来的なリセールバリューを考慮して検討するのが本当の住宅購入のあり方です。
リニュアル仲介では資産価値が下がりにくい住宅購入のお手伝いを行っています。まずはSelFinをご利用いただき、気になった物件が出てきたらお気軽にご相談ください。
SelFin(セルフィン)ホームページURL http://www.rchukai.com/selfin/