希少性が価値を生む?!ハイクラス住宅と言われる億超えマンションの特徴とは?!
最近は都筑区の杭問題から、マンションの安全性が問われていますが・・・。
さて、今回は都心に多い、ハイクラス住宅である億超えのマンションについてご紹介したいと思います。都心では億超のマンションが増えていますが、注目すべきポイントは品質だけでなく、資産性が高いことです。
ちなみにリクルートの「都心に住む」という雑誌を見てみますと、1億円以上の住戸は、1億円未満の住戸よりも価格維持率が高いようです。
その理由としては、希少性が高いからという事であり、最近では地価や建築コストの上昇を受けて1億円超の新築マンション供給戸数は増えつつありますが、それでも供給シェアは4%と圧倒的に少ないからです。
ちなみに都心13区で2003年8月~2006年7月の3年間に販売された物件が、2014年8月~2015年7月の1年間に中古マンションとして流通した時、下記のような結果が出たようです。
1億円未満の物件は108.4%、1億円以上は116.8%で取引がされているようです。
また、最近では駅前に億超のタワーマンションが目立っており、その周辺の商業施設が増えて資産価値の上昇にもつながっているようです。
また面白いデータとしてエリア別に供給戸数をみると、港区、千代田区、渋谷区が億を超えるマンションが多い区トップ3のようです。ちなみに2010年8月~2015年7月の5年間の分譲価格1億円以上の新築マンション戸数は下記のとおりです。
順位 エリア 供給戸数 平均価格(万円) 平均専有面積(㎡)
1位 港区 1712戸 16,414 99.30
2位 千代田区 706戸 14,163 91.41
3位 渋谷区 704戸 14,414 99.02
4位 品川区 540戸 14,459 86.00
5位 中央区 314戸 12,593 96.74
6位 新宿区 229戸 12,426 96.36
7位 世田谷区 192戸 13,214 99.56
8位 文京区 170戸 12,288 92.76
9位 目黒区 98戸 12,470 103.77
10位 杉並区 97戸 14,961 120.63
私には高嶺の花となる億超のマンションですが、資産価値の高い物件が多いことは間違いないと思います。
「都心に住む」という考えは、資産価値の維持において重要です。住宅購入の参考にお役立てください。
法人営業部 犬木
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