新しい太陽電池

太陽光のエネルギーを直接電気に変換して利用する太陽電池。
いまでは一般家庭にも多く導入されるまでになりました。
太陽電池は原料として使われる半導体によってさまざまな種類がありますが、この10年で急速に開発が進んでいるのが、ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造を持つ化合物を用いる「ペロブスカイト太陽電池」です。
塗布や印刷技術で量産でき、ゆがみに強く軽い太陽電池の実現が期待されています。

今、話題になっているのがペロブスカイト太陽電池です。
実用化に向けて世界各国で研究が進んでおりますが日本では、30 cm角程度の面積のモジュールと呼ばれる太陽電池で世界最高効率を達成しているようです。

ペロブスカイト太陽電池とは

ペロブスカイトとは化学式が一般的にはAMX3と表されて比較的に新しい材料であり、太陽電池やLDE、センサーなどの電子デバイスの開発に注目されている素材です。

ペロブスカイト太陽電池の特徴

ペロブスカイト太陽電池には、優れた点がいくつもあります。

■低コスト

シリコン系太陽電池とは異なり、材料を塗布や印刷で作ることができることから一日に製造できる量が多いことから低コスト化が期待できます。

■ゆがみに強く軽量化が可能

シリコン太陽電池の母材であるシリコンウエハは薄く割れやすいため、通常厚さ3 mm程度のガラスに貼り付けてポリマーシートで挟む構造になっており、通常販売されている製品では1 m²あたり11 kgから13 kgくらいになります。
ペロブスカイト太陽電池の場合、小さな結晶の集合体が膜になっているため、折り曲げやゆがみに強く、シリコン太陽電池の10分の1くらいの重量を目標にしています。
駐車場、工場、倉庫、仮設店舗など、耐荷重の大きくない建物の屋根などに設置できます。

■製造コストを抑えられる

材料は特に高価な貴金属などを使わず、比較的手に入りやすいヨウ化鉛やメチルアンモニウムなどが素材になり、それらをコーティング技術で加工できるため、製造コストを抑えられます。

ペロブスカイト太陽電池は実用化に向けて国内では、政府の支援を受けて5つの企業グループが開発を進めているようです。
原材料も国内で自給できるようなのでできるだけ早くの実現が待たれます。
毎日の生活に欠かせないエネルギー、物価高騰のニュースが耳にしますが、明るい未来を期待し待ち望みたいと思います。

リニュアル仲介 渡辺でした。

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