気になるマンションは「買いたいマンション登録」を

住宅購入のご相談を承っていると、稀に「どうしても〇〇マンションが買いたい」「△△マンションが出たら教えて欲しい」と、特定のマンションを狙って物件探しをされている方がいらっしゃいます。
今回は気になるマンションがある場合にお勧めな物件提案ロボの「買いたいマンション登録」という機能をご紹介いたします。

指定した条件に合致する新着物件情報が配信される「物件提案ロボ」

物件提案ロボに条件を指定しておくと、毎日新着物件情報が配信されるようになります。
新着物件情報を得るために複数のポータルサイトをウォッチし続けるのはとても手間がかかります。
物件提案ロボを利用すると、毎日届くメールをチェックするだけで良いので、効率よく物件探しを行うことができます。

□個別のマンションを条件設定できます

物件提案ロボは最寄り駅やエリアで条件設定する仕組みですが、マンションを指定することもできます。
登録されたマンションで新しく売り出し情報が出たらメールで配信されますので、気になるマンションがある方にお勧めの機能です。

家探しの条件を絞り過ぎないのがコツです

総戸数が多いマンションで、頻繁に売買が行われているマンションなら良いのですが、取引が年に数件あるかないか、というようなマンションを登録してもいつまで経っても住宅購入は実現しません。
物件提案ロボに登録すると全国マンションデータベースが利用できるようになりますので、全国マンションデータベースに掲載されている過去の売り出し情報履歴を参照して、あまり活発に取引されていないマンションだった場合は、別のマンションも候補に上げておかないと、住宅購入が全く進まない状況も起こり得ます。

物件提案ロボで相場観を身につける

気になる物件を見つけても、そのエリアの相場観をある程度把握できていないと、その物件の売り出し価格が高いのか安いのか判断できず、結果的に購入に踏み切れないということがよく起こります。
また、ご予算とエリアの相場観に大きな乖離があると、いつまで待っても条件にあう物件は出てきません。
物件提案ロボに希望条件を登録して「本日は新着物件情報がありませんでした」というメールが続くようであれば、エリアの相場観とマッチしていない可能性が高いので、条件を変更して様子を見ることをお勧めします。
また、マンションを指定して登録した場合でも、同時に物件提案ロボにエリアの条件を入れておくことで、検討エリアの新着情報を確認できるようになるので、物件提案ロボが配信する新着情報を見ていくうちにそのエリアの相場観がなんとなく掴めるようになります。

流動性指数で活発に取引されているマンションかをチェック

物件提案ロボが配信する物件情報には流動性指数という指標があります。

<流動性指数>
SS 該当エリアで上位の取引量のマンションです。
S 取引量が多めのマンションです。
A 取引量が普通のマンションとなります。
築10年未満の物件は、必然的に販売情報が少ないので対象外としています。

これはマンションの総戸数と過去の売り出し件数の割合をエリアごとに評価した指数で、流動性スコアが良いマンションほど頻繁に売買が行われている、買いたい人にとっては売り出し物件が出やすいマンションと言え、また、万が一売りたくなった場合でも売りやすいマンションと言えます。
頻繁に売買されているということは適度に住人が入れ替わっているマンションとなるので、住人の年齢が固定化されにくく、昨今問題となっている住人全体が高齢化し今後の管理が立ち行かなるといったリスクを回避しやすいマンションとも言えます。

新着情報で気になる物件が出たらお問い合わせください

物件提案ロボが配信する新着情報で気になる物件が出てきたらお問い合わせください。
物件の詳細情報を取り寄せるだけでなく、現在の販売状況なども確認いたします。
人気エリアのマンションは、広告掲載からすぐに売れてしまうことも多いので、少しでも気になったらすぐにお問い合わせいただくことがマンション購入成功のポイントです。
また、物件を実際に見て気に入ったら買付申込を行うのですが、住宅ローンの事前審査が終わっていないと買付申込を受け付けてもらえず、事前審査の結果を待つ間に他の人に売れてしまうこともよくあります。
住宅ローンの事前審査は物件が決まっていなくても実施できるので、物件探しと同時進行で事前審査を行うことをお勧めします。

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